相続関連サイトに対してseoをするということならこう考えます。
キーワードの選び方
よく見積りの依頼のあるパターンは次のようなもの。
「相続」、「相続相談」、「遺言書作成」、「遺留分」、「遺産分割協議」、「相続手続き」などの単発のキーワードを検索の上位表示したいというものです。
ただ、これらのキーワードの上位表示はかなり難しいと言えます。検索回数も多く、http://aramakijake.jp/ で調べていただくとわかります。
検索が多いということは多くの方が検索しているということであり、さらにこれらのキーワードでの上位表示を目指してseoをすでに行っていることがほとんどです。
実際に、見積りをするとなるとかなりの費用になります。それでもお客様は何もしなくていいのか?というとお客様において指示通りのコンテンツ追加をしていただくことが必要になります。
だから多くのseo会社では複合キーワードでseoをしながら、単発のキーワードを徐々に上げていきましょうという提案をすると思います。
そういうのは嫌だ、すぐにという方もいらっしゃるでしょう。そういう方はYahooリスティングやgoogleアドワーズをお勧めします。ただ、実際にこのようなキーワードで広告を出すとびっくりするような金額になるでしょう。
「コンテンツを継続的に作るの大変だし、昔は何もコンテンツを増やさなくても順位が上がっただろう。」という話は今でも聞くことはあります。seo会社なんだからどうにかしてくれということなのですが、今のgoogleのアルゴリズムではseo会社の力だけでは上位表示は非常に難しいのです。
具体的にはどんなseoがいいのか?
上のキーワードを見ていただくとわかると思いますが、「相続」、「相続相談」、「相続手続き」は相続というキーワードが入っているためこららの3つのキーワードの親和性が高いと考えます。言い換えると相乗効果が狙えます。「遺言書作成」、「遺留分」、「遺産分割協議」というのは中々難しく、それらが入ったページ(コンテンツ)をそれぞれ用意する必要があるのでコンテンツ制作コストは高くつくでしょう。
ただ、悪いことばかりではなく、ライバルがその分弱い可能性があるのでそれぞれのキーワードでのコンテンツを増やすと可能ではあります。
たとえば「遺言書作成」でseoをするなら
「遺言書作成 費用」、「遺言書の書き方」、「遺言書作成 弁護士」、「遺言書作成費用 司法書士」、「遺言書作成費用 弁護士」、「遺言書作成 必要書類」、「遺言書 自筆」などに関連するコンテンツを用意します。それ以外にも「遺言書」と「作成」が含まれるようなコンテンツ、そして「遺言書」についてよく質問されるような内容、「遺言書作成」についての注意点、ポイントなどのコンテンツがいいでしょう。必要とされるようなコンテンツをより平易に書くことが望まれます。
そうこうするうちにページ数(コンテンツ量)は増えてくると思います。ただ、こういう作業を継続的に行う必要があります。継続的というのは100記事程度は存在し、その後も定期的に記事数が増えるようにするということです。*1
seoで設定する複合キーワードも上記のようなものになります。上記以外では「遺言書作成 大阪」などがキーワードとして選ばれることがあります。
「×× 大阪」というキーワードで上げる方法
これは上記の相続サイト以外に事務所サイトを運営していると思いますが、これらを利用者のユーザビリティーに合わせてリンクを張るということで順位が改善します。事務所サイトには事務所の所在地の記載が存在し、これが影響すると考えられます。
アクセスや事務所情報を充実させるほど、影響が大きくなると思います。これはサイトの利用者の利便性を考えても普通のことです。よりわかりやすく、より明確にということです。
ではseo会社の仕事は?
コンテンツ作成時にここにバナーを設置したらいいなどのコンサルティング業務がメインになると思います。また、その時、その時のアルゴリズムに応じた工夫を提案するということになります。
実際にはホームページの作りがseoの順位に大きな影響を及ぼすことがありますのでその点を指摘することになると思います。
*1のコンテンツ作成について
コンテンツ作成は外注によって作成することができますが、「相続」のような専門性が高く、資格がかかわる業務の場合は弁護士、司法書士の先生が書かれるほうが内容のミスもなくいいと思います。そうでないコンテンツに関しては外注に依頼してもいいと思いますが、内容は確認する必要があります。
参考:
2018年6月にも大きな順位変動があり、気づいたこと。
ビッグキーワードで順位を上げる方法(seoをする方法)を考えよう