毎月、アナリティクスなどのアクセス解析ツールでサイトへのアクセスを調査している方も多いとは思います。そこでクリック数やクリック率について調べたことがあるでしょうか?
クリック率とは以下のように定義されます。
クリック率=表示回数 ÷ クリック数
ここでアクセス解析を行う方(ウェブマネージャーであったり、WEBコンサルタント)の中にはクリック数を増やすにはクリック率を上げようという提案をされる方が多くいらっしゃるでしょう。
そこで、表示回数が同じであるとするとクリック率を上げればクリック数が増えるのですが、このクリック率を上げるための方法としては2つのものがあります。
- 検索の順位を上げる。
- もう一つは順位結果において魅力的な表現の説明文を表示させること。
後者は以下の結果表示のことを指します。
この場合、表示されている文章は該当ページのdescriptionでの説明文やコンテンツのキーワード周辺の文言になります。そのため、descriptionにおいてキーワードを含めた魅力的な文章を作成することが望まれます。
そうすることでついついクリックしてしまうということになります。
ただ、前者の検索順位を上げることの方がdescriptionを改善することよりもクリック率を上げることがわかっています。つまり、クリック率を上げるにはseoでうまく上位に表示させることが望まれるのです。これはクリック広告(PPC広告、リスティング広告)においても同じなのです。
では実際にはクリック数から何をすればいいのか?
- 1.クリック数の上位50位ぐらいまでの一覧を調べます。
- 2.また同時に各キーワードにおいける掲載順位(平均)を調べます。
- 3.そこで掲載順位が10位以下または9位、10位のものをチェックします。
- 4.これらのキーワードに対してより詳しい原稿を作成し、該当ページにコンテンツ追加します。
- 5.これらのキーワードに対してより詳しい原稿を作成し、新規ページを追加します。
- 6.関連記事として各ページからコンテンツ箇所よりリンクを張り、ユーザビリティーを上げます。
たったこれだけをすると作業を行ったキーワードでの掲載順位が上がる可能性が大きくなります。
また、この結果を1か月、2か月後に再度調査します。
その後何を調べるのか?
作業を行ったキーワードの順位を作業前と比較します。そうすると順位が上がっている場合が多いと思いますが、これを確認します。
そしてその時にクリック率と表示回数を前回のデータと比較します。
多くの場合はクリック率の改善と表示回数の増加が確認できる場合が多いと思います。この作業を日々、繰り返します。そうすることでアクセス数が増えていきます。
参考: