2017年のgoogleのアルゴリズムについて簡単にまとめてみます。
- ①ターゲットとなるページのコンテンツ量を評価。
- ②ターゲットとなるページ以外のターゲットサイト内の関連ページのコンテンツ量を評価。
- ③サイト内のユーザビリティーを評価。
- ④継続的なコンテンツ更新、制作を評価
となります。そうなるとキュレーションサイト(*1)や情報サイトやブログ、アフィリエイト用のランキングサイトが評価されることなります。
WELQなどの問題で今、キュレーションサイトは若干順位を下げていますが、これらとキュレーションでないものをどう判断するのか、判断の精度が上がるのかによって検索順位が大きく変わってきそうです。
そういう面から考えるとseoとしてコンテンツを作成するのであれば今、存在する情報を加工するのではなく、自分自身でより多くの情報、判断されたものを有するものを作ればいいのではないでしょうか?
これがいいままで言われていました優良なコンテンツということになります。
次に、対策としてはユーザビリティーに関して述べるとまずは本当に見たい情報を見つけやすくするための目次であったり、サイト内での検索機能の搭載がいいのではないか?と考えます。
ページ内での目次も必要なページには付加するなどすればいいと思います。
また、強調したい事柄は強調を使ったり、画像で見やすくする必要があるのではないでしょうか?
今のアルゴリズムはAIによるところが大きいので、常時ランクされているサイト、ページの情報をチェックするする必要があります。特に直近に上位に表示されるようなったサイトは要チェックです。
チェック項目は以下の通りです。
- ドメインの古さ
- ページ数(キーワード関連のページ数)
- 各ページのコンテンツ量(キーワード関連のページのコンテンツ量)
- キーワードに関連するコンテンツ量
- 被リンクサイトのドメイン数(キーワードの関連サイトの比率)
- 被リンクサイトからのリンク数(キーワードの関連サイトの比率)
- 被リンクサイトの被リンク数
- 被リンクサイトの被リンクのドメイン数
- 被リンクサイトのコンテンツ量
これらを詳しく調べることでアルゴリズムの傾向がより明確になるのではないでしょうか?上の項目のうち上位6個は調べておくことをお勧めします。
参考:
最近の傾向から考えるseoとユーザビリティーの問題点
- ①コンテンツを長くすればするほど、スマートフォンなどのモバイルにとって利便性と逆行するのではないか?
- ②スマートフォンにおける検索利用者にとって今のようなコンテンツのあり方、評価は最良なのか?
ということであります。
①に関していうとseoのためにコンテンツを必要以上に増大させるとモバイル利用者には明らかに不便である。(*2)そうするとスマートフォンとPC用のアルゴリズムを変えるべきではないか?というもののである。
②に関して言えば、そうではなくPCユーザーにおいても本当は不便であってコンテンツ量だけでなく、それ以外の指標を新たに定める必要があるのではないか?またはユーザビリティーに対する評価をより高くするなどの変更が必要になるのではないか?と考えます。本当に検索エンジンユーザーが必要としている情報をどうかんがえるのか?が今後のアルゴリズムを決定していき、これがseoを変えていくのではないか?と考えます。
今後の数年後にはこれらを満たした状態になっている可能性はかなりあると考えています。
*2:ページ数よりも1ページのコンテンツを長くするなどの方が、ユーザーには利便性が高いため、1ページあたりのコンテンツが長めのもの、ページ内でユーザビリティーが高いものは評価をあげるのではないか?と考えられる。
*1キュレーションサイトとは
キュレーションとは、インターネット上の存在する情報を収集し、まとめること。また、収集した情報を分類し、情報同士をつなぎ合わせて、一つではあまり価値のなかったものでも集めることで新しい価値を持たせて共有することを指します。そのような情報からなるサイトをキュレーションサイトと言います。